研修医とは

 大学で6年間勉強して、医師の資格をとったお医者様。大学時代の実習では医療行為そのものはできませんから、資格を取った時点では、実務経験がまだないお医者様とも言えます。そこで、2年間「(前期)研修医」という身分で病院に勤めて実務経験を積むことを義務づけた、2004年度から始まった(歯科では2006年から)新しい医師臨床研修制度のことです。

研修医のお給料

 お勤めになった病院によって様々だそうですが、集中して研鑽に励むために、他のアルバイトなどをしなくても生活できるお給料を。という国の勧告があってからは、以前のように10万円なんてことはないそうです。平均して25〜30万円ほどですって。

なぜ来てもらいたいの?

 研修医と呼ばれる方たちも、資格を有した立派なお医者様です。救急患者の受け入れ拒否などが問題となっているけれど、医師不足がその原因になっていることが多いので、お医者様の確保が病院や自治体の大きな任務になっているんですよね。

青森県八戸市立市民病院

 ニュースで特集があったけれど、青森県八戸市立市民病院では、研修医を広く募集して、育てていく準備が整っているんですって。専用の学習室や医療設備も整っていて、お給料とは別に、学会などの旅費も支給されるとのこと。また、家具、バス、トイレつきの個室が用意してあって15000円程度の家賃で2DKの部屋に住めるんですって。建物も2003年に病院建築雑誌の表紙になった素敵な病院で、給料も35万円だったのを45万円に値上げしたとのこと。そして、食堂でウニ丼が食べられるんだって。ス・テ・キ。

嗚呼お医者様

 収入の面からも、社会的地位からも、あこがれの職業「医師」。でも、特に近年はいいことばかりではないようです。命を預かる責任の重さ、免許を取るまでに6年の大学生活。それ以前の受験勉強。突然の呼び出しがなど多忙な毎日。週に80〜100時間も勤務することも珍しいことではないとか。日進月歩する医療技術を習得ために常にアンテナを張り、学会への参加など、一生勉強です。最近では、医療も支出に対するサービスとの受け取り方をしている患者も多いようで、モンスターペイシェントなんて言われる、理不尽な要求をしてくる患者も多いようです。最もお医者さんがほしいと思っているのはもしかしたらお給料でなく、時間や本当の意味での社会的地位(敬う心)なのかもしれません。